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「​目的のない勉強」そのものを楽しめることを理想としています

個別指導塾(現在通塾のみ)

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​沿革

当塾について

私共は2012年にさいかい医療福祉センター前にオープンした「さいかい大島薬局」内に置いた主に中学生向けの学習塾「大崎郷中」を前身にしています。当初は近隣の親御さんの要望で、地域に薬局のファンを確保する目的で無償で行っておりましたが「特定のお子さんに、ほぼ同様なメンバーのみの」塾ではなく「有償化してもっと多くの子供たちを受け入れて欲しい」との要望に応え、2014年より有償化しました。その後、薬局は閉鎖しましたが、当塾の開始当初からの「人材育成を通じた地域おこし」の理念はなんら変わりません。
五月吉日 塾長 馬場洋一

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当塾の理念

 その昔、我が国が未だ鎖国をしていた江戸末期は、政府による軍隊や海警などはなく、国防はその沿岸を保有する藩に委ねられていました。そしてこの時代、国防を支える科学技術の唯一の門は「蘭学」でした。

 数多の蘭学塾が、この長崎にも、あるいは日本の津々浦々に開塾し先進の科学技術を鎖国下の日本に紹介しましたが、ある程度の規模の蘭学塾はやはり江戸などの大都会に設けられました。各藩は江戸に武家屋敷を置き、あらゆる手を使って国防に係る(砲術や蒸気機関、火薬や化学等に関する)洋書をオランダ商館経由で求め、蘭学者や蘭学を学ぶ学生にに翻訳させ、高い翻訳料を支払ったり、あるいは藩で禄を与えてお抱えにするなど、江戸の蘭学は一部「学生の出世の道、あるいは小遣い稼ぎの道」となっていました。それが決して不純な動機とは申しませんが、もっと純粋に、知的好奇心に従ってひたすら「目的を定めない勉強」を続ける塾生を多く抱えた蘭学塾が、蘭学界の雄、緒方洪庵師の主催する「適塾」でした。

  適塾は「国防に頭を悩ませる」各藩武家屋敷の集まる江戸ではなく、商人の集まる大阪にありました。国防より「お金儲け」が優先の商人たちには笑われ、庶民に煙たがられても塾生たちは、それでも只管勉学に励みます。適塾の最も著名な塾生の一人、福沢諭吉の著書「福翁自伝」の中に、その適塾を紹介する内容が随所に見られます。曰く「緒方の書生は学問上のことについては、ちょいとも怠ったことはない」「むつかしい原書を読んで面白がって楽しむ。この「目的なしの勉強」こそが、真の学問である」目的なしの勉強は、知的好奇心の赴くままに進みます。強制されず、自ら進んで勉学に励む。当塾の理想は此処に置きたいと思います。

 当塾では豊富な知識と経験を持つ専門講師が、あらゆる年齢、レベル、科目に対応した個別指導を行います。対象は小学校低学年から高校生、浪人生、大人の学び直し等幅広く受け入れます(空き時間その他についてはご相談下さい)。

5月31日追加

​ 本塾では、ご進物、贈答品、ご挨拶、付け届けなど生徒さんのご家庭からの頂き物を今後一切謝絶させて頂きます。私共は日頃月謝を頂いております。成績向上はお子さんの努力の賜物です。代わりに頑張ったお子さんに美味しいものを食べさせてあげてください。

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お問い合わせ

西海市大島町1894-9

09071799179

送信が完了しました。

09071799179

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